トップ > 「アサヒのフィルタ」の特長 > 材質について(ガラス繊維フィルター)
「アサヒのフィルタ」はガラス繊維(グラスファイバー)製フィルターです。
フィルターは特殊カール加工により、油の捕集効率に優れ、多量の油煙やホコリなどの汚れをしっかりキャッチします。また厚みが約15ミリあるので通気性にも優れ、多量の油を吸着しても空間が広くあるこため、レンジフード内部への吸気の流れをスムーズに保ちます。
ガラス繊維は熱に強く不燃性です。フィルター自体が燃えることはありません。第三者機関の不燃性能試験に合格しています。(財団法人ベターリビング不燃性能試験)フィルターに付着した油が引火の原因になる恐れはありますが、難燃処理を施してありますので、自己消化性を有し、炎の燃え広がりを抑えます。(下記の防炎性能試験結果をご覧下さい)
専用枠は熱に強い金属に焼付け塗装を施してあります。押え網はステンレス製(一部ハガネを使用)です。
ガラス繊維は、アスベストではありません。
アスベストは天然の結晶質です。繊維径が細いので、大気中に浮遊しやすく、体内に吸い込まれやすいのです。そして長い間蓄積され、中皮種などの病気を引き起こす原因をもたらします。一方、ガラス繊維は人造鉱物で非結晶質です。繊維径が太く空気中に浮遊することは、ほとんどありません。万一体内に入ったとしても、鼻や気管支で除去され肺には到達し難く、体液に溶けやすいので、短期間で体外に排出されます。
ガラス繊維の原料は、普段お使いの食器・トレーなどに使用されているものと同じです。また、発がん性についてはWHO(世界保健機構)の専門機関、IARC(国際がん研究機関)により、コーヒー、ピクルスより安全な、お茶と同等であることが評価されています。
このようにガラス繊維の安全性は、国際的にも証明されています。
参考:硝子繊維協会資料
安全性について詳しくお知りになりたい方は
「硝子繊維協会」をご覧ください >>
フィルターを45℃傾けてミクロバナーで1分加熱
■消防法施行規則第四条の三第三項 【合格基準】
合格基準 | アサヒのフィルタ | |
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残炎時間 | 3秒以内 | 0秒 |
残じん時間 | 5秒以内 | 0.6秒 |
炭化面積 | 30cm以下 | 21.7cm |
ガラス繊維製フィルター | 比較内容 | 一般的な化学繊維製フィルター |
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厚く空間が多い | 厚みの比較 | 薄く密集している |
軟化点840℃優れている | 耐熱性 | 軟化点240℃劣っている |
層が厚い分多い | 油の捕集量 | 層が薄い分少ない |
油の捕集に優れている | 油の捕集効率 | 綿ホコリ用で劣っている |
フィルターの断面写真 | ||
層が厚いので、油の吸着に優れ多くの油をキャッチできる | 層が薄いので綿ホコリ向き油の 吸着は少ない |
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フィルターの表面写真 | ||
油を吸着しても、空間があるので空気の流れをスムーズに保つ | 密集しているので空気の流れを妨げ、目詰まりをおこしやすい |
ガラス繊維製フィルターは、化学繊維製フィルターの約1.5倍捕集効率が優れております。